娘・洋子が結婚。音川音次郎警部補は、男手一つで育てた娘を複雑な心境で送り出した。

孤独を愛する人気作家が突然の断筆宣言。担当編集者は作家の住む地方へひとり、向かった。

何も見えず、聞こえず、恐怖だけがある実話集!全37話。

ヘタレサラリーマン男子・山本くんが飛ばされたのは、元上司のバリキャリ鉄拳女部長・経塚さんの想い出の地である、地霊が息づく土地・北陸福井。

女性から熱い視線を注がれる、帝国大助教授の美青年。

二つの殺人をつなぐのは奇怪な二つの伝説だった。ご存知ディー判事、神の名探偵怪異に挑む。

呪いを解く「呪術屋」VS呪いをかける「呪術師」―― 家に巣食う怪異の謎を解き明かす、傑作ホラー小説。

庭にある鳥の巣箱に棲みついた邪悪な目。絶対に語ってはいけない話。

その集落には、奇習、禁忌、呪いが渦巻く…(「宮柱の娘」収録) 川奈まり子が怪異体験者の恐怖を研ぎ澄ませて描いた実話怪談集! 緻密な取材と調査で怪異を浮き彫りにするルポルタージュ怪談の旗手・川奈まり子が、よりリアルな恐怖を炙り出した渾身の一冊! 東京・目

「妖怪」はいずこより来るのか…。

宮越綾菜は、カジュアル衣料会社の社長令嬢で、父親が社員の中から選んだ友也と結婚し、誰もが羨むような満ち足りた生活を送っていた。

迷宮地下都市で起こる怪異に退魔師たちが立ち向かう! 亡き父親のあとを継いで伊勢にある神社の禰宜{ねぎ}になった鹿児矢崇(か こ や たかし)は、突然、東京にある というところ行くことを祖父に命じられる。

近頃、江戸の日本橋で囁かれる“骨きり”なる怪事件がある。夜ごと町人が何者かに襲われ、骨だけとなって見つかるのだ。

その家には、何かが「出る」――。

会社員の宮田は、普段は使われていないJR両国駅3番ホームで、深夜に二人の不審な人物を目撃する。

蛟堂―江戸時代より続く漢方薬局兼雑貨屋の陰には、晴らせぬ恨みを引き受ける「報復屋」としての姿があった。

人の顔を奪う怪異・無貌と、名探偵の誉れ高い秋津。二人の過去には、秘められた因縁があった。

美鶴木夜石を、まともな女子高生にする。

“新潟市一家溶解事件”そして謎めいた“手記”―。

怪異による超常現象×名探偵の論理！　30年前から繋がる惨劇の連鎖。

ヤクザに追われ、アルバイト先も失った霊視の青年・安田怜は、 路上で眠っていたところ、サラリーマン風の男に声をかけられる。

ホラー&ミステリの宇佐美まことのデビュー作。受賞作を含む7篇を収録。

人身事故のため、停車中の通勤電車内。男は網棚付近に漂う黒い靄のようなものを目撃する。

西暦七世紀も半ばすぎ。

時は江戸・享保年間。

長篇小説を執筆中の作家ポール・オレロンは古い貸家に引越すが、忽ち創作は行き詰まり、作家は周囲に何者かの気配を感じ始める。

不気味な噂を今に残す屋敷ツイン・ホロウズを訪れた大学教授一家。

蛟堂―表向きは江戸時代より続く漢方薬局兼雑貨屋。

死際の翁は生首の絵を描いていたそうだ。持仏堂を曳いた後、怪異が起こるようになった東按寺。

少年は幾人もの父の元同僚警官たちの言葉に耳を傾け続ける。

旧約聖書「民数記」に癒しの力を持つと記されている「青銅の蛇」―。

6歳の奈津江には、不思議な能力があった。誰かが失くしたものを探し出すことができるのだ。

ひとは、いつか死ぬ。それをはじめて知ったのは、いつのことだろう――。

隠れキリシタンの島で起きた、密室殺人！ 相続鑑定士の三津木六兵の肩には人面瘡が寄生している。

著者が故郷・八王子を細緻に取材・記録したご当地実話怪談! 東京最恐心霊スポット・八王子城 不思議な力が宿る霊峰・高尾山 鑓水公園にある恐怖の鏡 立入厳禁の廃病院 怪奇現象が絶えぬ道了堂跡 都立霊園に潜む怪異 東京都八王子市―都心のベッドタウンであるこ

少女が神隠しに遭い、居るはずのない子供たちの笑い声が聞こえる…。

名探偵は肩にいる!? 不可解連続殺人の謎 三津木六兵には秘密がある。

死者と生者のあわいを描く、幻想怪奇小説集。

親友の変死を目撃した山村瑞紀と、同じように弟が眼球を破裂させて亡くなった鈴木春男。

作家・藤井陽造は、コンクリートを満たした木枠の中に全身を塗り固めて絶命していた。

東京都の果ての美しい島。少女、椰々子は、死者を通し預言を聞く力を持ち、不吉だと疎まれている。

蛟堂―表向きは、江戸時代より続く漢方薬局兼雑貨屋。だがその真の姿は、晴らせぬ恨みを引き受ける「報復屋」。

さまざまな怪異が日常に潜む、“もうひとつの京都”―妖しい神社の「奇面祭」、「減らない謎」の不可解、自宅に見つかる秘密の地下室、深夜のプールで迫りくる異形の影、十二年に一度の「ねこしずめ」の日…恐怖と忘却の繰り返しの果てに、何が「私」を待ち受けるのか?本格ミ

北アルプス、漆沢渓谷。獣や鳥の“瞑りの楽園”に突如起こった地滑り。

人の業がなせる、恐ろしくも切ない怪談話の語り部・宮部みゆき。

作家デビュー前の「わたし」が、寂れたD町のバーの店主だった頃、日々怪異なものばかり目にした…。事故を誘発するマグカップ。

暑い日になぜか起こる奇怪なある出来事、風鈴の音が呼び覚ますもう一人のわたしの記憶、死んだはずの母が見えるわたし、病院から届いた友人のSOS、旧いブザーを押す招かざる客…。

怪異に引きずり込まれる……心の中まで恐怖に侵される! 恐怖に全身を浸す実話、リアルを刻んだ実録心霊譚! 狂った叔母が執着する着物に込められた暗く不思議な因縁話──著者が自らの一族に纏わるタブーに斬り込んだ連作怪談「三枚襲」、飼い犬が死んだことから始まる家

蛟堂―大金と引き換えに、依頼人の恨みを晴らす「報復屋」。

本の中の世界を破壊する侵蝕者との戦いのため、転生したばかりの小泉八雲。彼は自らが黒く染まる不吉な夢を見ていた。

人に見えないものが視える。闇の中に、他人の恐怖が悔恨が苦痛が悲哀が―視えてしまう。

闇からとどく髑髏の声、怪異の果ての悲劇 哀しいさらし首伝説の残る村で続く奇妙な死の真相は？ 憧れの女性教師が余命わずかで学校も廃校に―――小学校時代の同級生・一尺屋遙（いっしゃくやはるか）から手紙を受けとった八追純平（やおいじゅんぺい）は20年ぶりに母校を

「二十三年前、私は妖狐と取引し、妻を殺してもらったのだよ」 妖怪と人間の調停役として怪異事件を解決してきた岩永琴子は、大富豪の老人に告白される。

本格ミステリ大賞受賞作家が綴る、”最凶”の家ホラー。 山の中腹に建つ家に引っ越してきた、小学四年生の日々乃翔太。

市助には８人の子がいた。その子らが夜ごと寝間を抜け出して、朝まで箪笥の上に坐っている。

雨の日には、読まないでください。

幼少の頃から、人間に取り憑いた不吉な死の影が視える弦矢俊一郎。

阿良々木暦を目がけて空から降ってきた女の子・戦場ヶ原ひたぎには、およそ体重と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかった―!?台湾から現れた新人イラストレーター、“光の魔術師”ことVOFANと新たにコンビを組み、あの西尾維新が満を持して放つ、これぞ現

『黒面の狐』事件後、海運の要から戦後復興の礎となろうと灯台守になった物理波矢多は、二十年の時をまたぐ怪奇事件に巻き込まれる。

「ここには、何かがいる……」 大学に受かり、念願の一人暮らしを始めた沖村清美が選んだアパートの一室は、どこかがおかしかった。

「俺たちは五人だった。今は、六人いる」怪異は誰か。

奇蹟や怪奇現象が真実であるか否かを鑑定する「奇蹟鑑定人」魚間岳士のもとへ、ある依頼がきた。

得体の知れぬ何かに追われ、助けを求めて遺仏寺を訪れた由羽希。

十九世紀末、パリ。華やかなオペラ座の舞台裏では奇怪な事件が続発していた。

幼い頃、引き取られた百巳家で蛇神を祀る奇習と怪異の只中に“私”は過ごす。成長した“私”は訳あって再びその地を訪れる。

ミステリ作家の「私」が住む“もうひとつの京都"。その裏側に潜む秘密めいたものたち。

呪いを秘めた漂流船の宝箱、北極の浮氷原をさ迷う捕鯨船の悲話、幕末の横浜を舞台にした怪談、大洋を漂う無人船の秘密、遠洋航路の客船に持ち込まれた小箱の謎など。

タイプの違う美人三姉妹を突如襲った火事騒動。

2人の絆に試練が迫る この試練の先に未来はあるのか? 春。

水崎大学数学科に通う神前裕人は、ひょんなことから殺人事件の現場に遭遇。被疑者として警察署に連行されてしまう。

冬本番を迎えた年の瀬。大学生の耕平と美少女・来夢は一面の雪景色の中にいた。

ネット怪談×異世界探険 「検索してはいけないもの」を探しにいこう。

“ファイヤーシスターズ”の参謀担当、阿良々木月火。

奇妙な原稿が、ある新人賞に投稿された。“私”は友人から応募者の名が「三津田信三」だと知らされるが、身に覚えがない。

季節は夏。この現実と隣合わせで謎だらけの裏世界で、女子大生の紙越空魚と仁科鳥子は互いの仲を深めながらも探検を続けていく。

時は天保。

東京に閉じこもっていたスプラッタ作家が、突然世界へ！　怪異が息づく欧州、狂乱の各国ホラー映画祭、極寒の旧満州や南洋の島々を放浪する、驚きの旅行記 満漢全席を食い、共産中国で銃を撃ちまくる団体旅行。